ブリッジSEの英語力

海外で仕事をするのであれば、ビジネスレベルの語学力は必要というのが一般的な解釈ですが、実はそうでもありません。

もちろん、開発拠点が中国なら中国語、ベトナムならベトナム語、フィリピンなら英語。開発拠点がどこにあるのかで必要となる言語は違いますが、プログラマーやシステムエンジニアとしての経験があり、プロジェクトを理解しているなら、高いレベルの語学力がなくても業務は可能です。しかし、ブリッジSEのは、マネジメントが中心の役割なので、言葉にハンディキャップを抱えたまま業務をすると、やはり管理不足になってしまいます。

例えば、いま英語が話せなくても海外赴任してしまえば、言葉の問題は半年でなんとかなります。もし、求人に英語についての記載があり、自分の英語力が不足していてもチャンスはあります。英語力がゼロでも諦めずに挑戦してみると実務経験を評価して採用される場合もあります。

もちろん、言葉ができた方が実務や就職にも有利なことは間違いありません。それでは、ブリッジSEに必要な英語力はどれぐらいなのかについてみていきましょう。

熱血ブリッジSE
目次;

  • ブリッジSEに必要な英語力
  • 外国人エンジニアとの会話は難しいの?
  • ブリッジSEに必要な英語は日常会話より簡単
  • 外国人エンジニアとの会話のまとめ
  • 知られていない面接時の語学力のチェックについて
  • 語学チェックを企業がどう考えているのか
  • 現状を知っておくために実施するパターン
  • 一定の語学レベル以上でなければ採用しないパターンの詳細
  • ブリッジSEの英語力・まとめ

ブリッジSEに必要な英語力

まずは、ブリッジSEの業務について考えてみます。ブリッジSEは誰と英語で話をする必要があるのでしょうか?

ブリッジSEの仕事は、現地のエンジニアを管理することです。ひとりのブリッジSEが管理するローカルエンジニアの数は、企業によってマチマチなので一概に言えませが、ブリッジSEは管理職です。外国人エンジニアに仕事の指示ができるレベルの語学力が必要です。

海外でコンサル営業をするレベルではなく、エンジニアとコミュニケーションがとれるなら大丈夫です。

ブリッジSEの役割と能力

 

外国人エンジニアとの会話は難しいの?

外国人エンジニアと会話することを恐れている方も多いことでしょう。しかし、ここを読んでいる方もエンジニアとしての経験があるはず。共通理解があることを前提とした会話は難しくありませんよ。もう少し具体的に書くと、仕事の内容が決まっているなかでの専門的な会話です。狭い範囲の英語ですね。

言葉が駄目なら紙に書けばいいワケです。伝える意思があればなんとかなります。

 

ブリッジSEに必要な英語は日常会話より簡単

例えば、女性とのデートでどのような会話をしますか? おそらく幅の広い会話が必要ですよね。しかも女性を楽しませることまでを考えるとコミュニケーションの難易度は物凄く高いです。

話を戻しましょう。ブリッジSEの仕事は、狭い範囲の言葉を覚えてしまえば成立します。半年もあれば最低レベルではありますが仕事が回せるようになります。この狭い範囲の言葉を覚えるだけだからです。もちろん現地のエンジニアのモチベーションを上げる為に必要な会話や細かなニュアンスになると話は別ですけど・・・

外国人エンジニアとの会話のまとめ

エンジニアしての経験があり仕事を理解できているのであれば、高いレベルの英語力がなくても仕事は成立します。まったくのゼロなら、現地でヒイヒイいいながら半年でなんとかなります。ただし、仕事は大変です

エンジニアとしての経験がないのであれば日本語でも会話についていけないので英語以前の問題です。ブリッジSEとして育ててくれる優良企業をみつけて、しがみつくしかありません。

 

知られていない面接時の語学力のチェックについて

TOEICや英検を持っていたとしても、面接の時に現地のスタッフに英語チェックをさせる企業はよくあります。日本での面接だから気を抜いていたら、skypeを使った現地人との語学力チェックがはじまる。このようなことを言うとをドッキッとしてしまう方もいることでしょう。

面接官が、「ローカルと会話してもらってもいいですか」と、いきなり言い出します。英語力を証明すためにTOEICを受けたのに!と求職者は考えますが、実際の英語力は違いますよね。

嫌な語学チェックの時間です。私の場合、名前を簡単な自己紹介をしただけで力尽きました。手汗。脇汗。さまざまな身体の部分から汗が噴き出していました。しかし、そのような状態でも職務経歴が評価され、採用されました。

語学チェックを企業がどう考えているのか

企業の考え方(語学チェック)には2パターンあります。実務経験によって企業は考えを変えることもあります。

  • 話せなくても問題なし。ただし現状を知っておくために実施するパターン
  • 一定の語学レベル以上でなければ採用しないパターン

 

現状を知っておくために実施するパターン

言葉は現地に放り込んでおけば伸びるので、エンジニアとしての能力を重要視してくれる企業です。

一定の語学レベル以上でなければ採用しないパターンの詳細

言葉ができるなんて当たり前です。海外勤務したいといいながら、英語が話せないなんてケシカラン。やる気はありますか? 正論ですね。

 

ブリッジSEの英語力・まとめ

面接で求められる英語力は、企業やあなたの実務経験によって変わります。ブリッジSEとしての英語力は半年でなんとかなります。しかし、より深いレベルのコミュニケーションができた方が、仕事の効果が高まるのは言うまでもありません。

私は英語力ゼロでブリッジSEになりました。あなたも諦めないで下さい。よく英語が話せるようになってから海外就職を目指す方がいますが、その考えは間違いです。将来は独立したいと言いながらサラリーマンを続け引退する人と同じです。

もし本当にブリッジSEになりたいなら、いま手に届くチャンスをつかむべきです。ブリッジSEの求人は非公開案件になっていることが多いので、海外案件に強い人材エージェントで探してください。

ブリッジSEの求人・転職エージェント一覧
ブリッジSE・求人の探し方

 

以上、「ブリッジSEの英語力」でした。

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