ブリッジSEになった後、どのようなキャリアを歩むことができるのか、どのような転職が一般的なのか、について書いています。ブリッジSEを目指している方は、以下の記事を参考にして下さい。
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■ブリッジSEになりたい人は海外のIT系に強いエージェントを利用しましょう。
ブリッジSEの求人・転職エージェント一覧

ブリッジSEのできること
キャリアを考える前に「ブリッジSEはなにができる人なのか」を確認します。ざっくりとブリッジSEができることを箇条書きにしてみると、あら不思議。開発に関わるすべての業務ができる頼もしい人です。それがブリッジSEです。
- 設計・開発
- マネジメント
- 折衝
- スケジュール管理
- 現地エンジニアの採用
ブリッジSEのキャリアについて
ブリッジSEの役職は高いのでそこから出世するとなると限られてきますね。日本で進捗管理だけを担当するタイプのブリッジSEとなると、まだまだ先があります。しかし、大半のブリッジSEはプロジェクトマネージャ【PM】としての業務もこなしています。もし、日本に帰国してプロジェクトマネージャとしての仕事に就いたとしても出世とは呼べませんよね。
海外での経験を活かしてコンサル系に進む方もいますが、日本で転職するのであれば、残念ながらプロジェクトマネージャになってしまうのが一般的です。コネを活かして海外でCTOやCEOになる方もいます。このレベルになると就職転職サイトではリーチできない役職ですね。
ブリッジSEの転職プラスαとは
日本から赴任して海外の開発拠点で仕事をしていたブリッジSEなら転職について心配する必要はありません。帰国後に、いくつかのIT系の求人サイトやエージェントに登録しておけばオファーがたくさん届きます。
日本採用のブリッジSEなら問題ありません。しかし、現地採用となると話は別です。その後のキャリアはかなり厳しくなりますので日本採用で海外出向しましょう。基本です。
過信は禁物・ブリッジSE虎の巻
ブリッジSEには、でっかい落とし穴があります。なんでもできるブリッジSEは自分を超絶ポジティブに捉えてしまいます。
- 「俺はできるぜ。」
- 「俺のマネジメント力は凄すぎる。」
海外で管理職として活躍した方が落ちる穴。それは独立です。ここで注意していただきたいことがあります。ブリッジSEは仕事をこなすプロであって仕事をとってくるプロではないということです。
当たり前のことですが、落ちてはじめてわかる大きな穴。海外で開発を安く請け負う拠点を作ることができても、安いという理由だけで仕事を受注できる世界ではありません。独立後に周りを見渡してみると、同じような境遇の同業者がみえてきます。ここでやっと目が覚めます。仕事を取ってくることは、仕事をこなすことより難しい。
お仕事募集中 by 管理人
追記:サボるのは得意ですね。起業すると中小企業のオヤジが自殺してしまう理由がよく理解できます。冗談ですが独立はしっかりと考えましょう。死なないためにも。
- まとめ:独立はイバラの道

ブリッジSEになるために知っておくこと
以上、「ブリッジSEのキャリアと転職」でした。
過信は禁物・ブリッジSE虎の巻