
- 女性ブリッジSEの実体
- 会社が支払う女性ブリッジSEのコスト
- 女性のSEやプログラマの次のステップ
女性ブリッジSEの実体
昔から男性よりも女性の方が海外で働くことに興味を持っています。しかし、日本でプログラマやSEとして働く女性は少ないので、当然のことですが、女性のブリッジSEも少ないのが現実です。
ブリッジSEの雇用に性別の優劣はありません。分母が小さいので目につきにくいことから女性はブリッジSEになれないのではという誤解を生んでいます。これが現状です。
会社が支払う女性ブリッジSEのコスト
ブリッジSEの赴任先となる東南アジアは一般的な日本人が考えているほど治安は悪くありません。要するに、企業の視点で考えると、男性ブリッジSEに掛けるコストも女性ブリッジSEに掛けるコストも同じです。
給与以外に会社が支給するものを、以下のリストにまとめてみました。日本で仕事をしている人からすれば、夢のような生活ですよね。
- コンドミニアム(部屋)
- スマホ(現地SIM)
- 車とドライバー
- 海外出張手当
- その他
もちろん、待遇は企業ごとに違いますし、雇用形態によっても様々です。例えば、日本で採用され駐在員として海外赴任した場合でも、現地採用のようにシブい給与の企業もある。一方では、セレブのような生活が実現してしまう企業もあります。
そもそも論になりますが、開発コストを落とすためにオフショア拠点があるのに、ブリッジSEがハイコストであること自体が許されないので期待し過ぎに注意しましょう。一般的にIT系の企業はシブい。
居住エリアとオフィスが近いのであれば、そもそも車とドライバーは不要です。海外勤務手当という概念すらない企業も多のですが、日本採用であれば最低でも部屋とスマホは支給してもらえます。
その他の支給についての補足
上記のもの以外にも家族の補助や子供の学費を会社が負担することもあります。しかし、そのようなコストの掛かる人材をブリッジSEとして海外赴任させるのかという根本的な問題もありますね。
就職活動をするなら、企業が海外赴任させやすい独身は有利です。
ブリッジSEの給与について
女性のSEやプログラマの次のステップ
日本でSEやプログラマとしてのキャリアの先にブリッジSEの業務があります。要するに、ブリッジSEに求められる能力は高いです。
しかし、男性女性問わず海外で仕事がしたいエンジニアは少ないのでチャンスは多い。私が採用するわけではないけど背伸びをした就活でも可能性は十分あります。
ただし注意してもらいたいことは、ブリッジSEとしての仕事を続けると、業務がマネジメントよりになるのでプログラマとしてのスキルは低下する傾向にあります。
ブリッジSEは日本の顧客と海外エンジニアの板挟みになってしまう大変な仕事です。しかし、異国で働くということは、あなたの人生をガラリと変えてしまう可能性もあるので、興味があるなら飛び込んでみてはどうでしょうか。

以上、「女性ブリッジSEの需要について」でした。